現代はストレス社会といわれていますが、この本を読むと、「おや?本当にストレス社会なのかな?」と考えさせられます。社会生活を営む上で、多くのストレスに直面することは事実であろうと思われますが、「うつ病」と診断される患者さんの急増には、他の要素もあるようです。
本の帯には ”あらゆる不調を「うつ病」にすり替えたのは誰だ。”とあります。著者の冨高辰一郎先生は精神科を専門とされ、現在パナソニック健康保険組合東京健康管理センターメンタルヘルス科部長でいらっしゃいます。文調は、ちょうど医学論文を読んでいるかのごとく理路整然とすすみます。日本だけでなく、全世界的に「うつ病」患者と診断される人たちが増加している現状を考察します。
医師、製薬会社の問題点を深く洞察するとともに、メンタル不調者の増加に対し広く社会の理解と協力を訴えています。
「うつ病」・「新型うつ病」の診断、治療、リハビリの難しさを再認識しました。
本の帯には ”あらゆる不調を「うつ病」にすり替えたのは誰だ。”とあります。著者の冨高辰一郎先生は精神科を専門とされ、現在パナソニック健康保険組合東京健康管理センターメンタルヘルス科部長でいらっしゃいます。文調は、ちょうど医学論文を読んでいるかのごとく理路整然とすすみます。日本だけでなく、全世界的に「うつ病」患者と診断される人たちが増加している現状を考察します。
医師、製薬会社の問題点を深く洞察するとともに、メンタル不調者の増加に対し広く社会の理解と協力を訴えています。
「うつ病」・「新型うつ病」の診断、治療、リハビリの難しさを再認識しました。